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こんにちわ♪

こんにちわ♪

動物実験について考える

今回のこのお話は。
結構辛口作りとなっています。
動物実験反対者の方は。
読まれない方がいいかと思われます。

もし読まれても、誹謗・中傷はなにとぞご遠慮ください。


子犬

せっかく来ていただいた、動物実験反対者の方々に、手ぶらで帰っていただくのも申し訳ないので、子犬の赤ちゃんたちの固まりでもご覧になってから、帰られてください。





どうしても、読みたい人だけ↓にゴー!



























今、俺らが、こうしている間にも、世界中では色々な動物実験が行われている。




ちょっと以前にこちらロンドンで知り合った、日本からの留学生。

獣医になりたかったけれども、頭が足りなく、獣医科大学には入れなかった。

動物は好きだからもちろん動物実験なんかには反対なんだけれども。

自分が妊娠しちゃったら、中絶は簡単にしちゃうようなおばかな日本人がいた。



今回は、この動物実験に関して考えてみようと思う。



確かに、動物といえど、生命を奪ったり、痛さを与える実験である。


しかし、これらの実験を行わず、人間で、その新薬などを試すのは、問題であろう・・・



動物実験反対者の中には。

『動物実験を行っているにもかかわらず、その副作用で犠牲になっている人間がいるじゃないかっ』


と張り切って反論するんだけれども。




動物実験を行わなかった場合、その犠牲者はもっと増えるという事を彼らは考えないのだろうか?



要するに、人間のために行う行為が、動物実験にあたるのである。



つまり、人間の命と、動物の命を計りにかけて、人間のほうが重いと判断した結果であろう・・


生命の重さには人間も、その他の動物も無いのである。

おそらく、そんな事はこの俺のフリーページを読破してくださった皆さんならば理解はできると思う。

しかし、この地球上では人間が一番強いのである。

要するに弱肉強食のピラミッドの頂点に位置しているのである。

これが、成り立つため、我々は牛肉、豚肉といった動物の肉を食えるのである。



動物実験も、この延長であろう。


動物実験の繰り返しのために、我々が苦しんでいた病気から開放されたものもあるだろう・・・



実験動物のことを知っている当事者の俺から言わせてもらうと。


無駄な、そして無意味な動物実験などは決して存在しないのだ。





尊い動物の命を奪い、人間のためにする実験・・・

当然、反対する団体も多い。

しかし、なぜ動物実験を必要としているのかに、本当の意味に目を向けてほしい。

ただ単にかわいそう。

ただ単にかわいいから。

そんな理由で、動物実験反対!って言っているのは。

鯨は頭が良いから食べちゃだめだけど、牛や豚はバカだから食べても良いって言っている頭の悪い意見と全く同じ事なのだ。

猫の病気で、FIV(猫エイズ)とFeLV(猫伝染性白血病)と言うのがある。

猫を飼われている方なら知っているかもしれない。

ひょっとしたら、この病気にかかっている猫を飼われている方がいるかもしれない。

そんな猫の『ネコエイズで白血病』という、とんでもない病気の複合体でも、その治療方針がすぐにたつ。

『●●のくすりは人間には強いですけど猫には副作用は あまりでないので安全です』っていうアドバイスを 受けられるのも、ひとえに動物実験の賜物なのだ。

血清やらワクチンを作るのにだって、動物実験は 欠かせない。

こういった動物実験のおかげで、俺らの健康があると言うのに。


実験動物反対って言う人がいる。


そういう人は、病院に出入り禁止! 薬も摂取不可!


って言いたいけれど、そういう事を絶対に言わないよ、動物実験をしている人たちは。


動物実験の中には確かに惨い実験もある。

例えば、故意に骨折させたりする実験。

ストレス性ショックとかストレス性内臓疾患の対処法の研究なんだけれども。

素人は何も知らずに騒ぎ立てる。


命に別状無い部分っていうと足になるのはしょうがないだろうし、打ち砕くのは切断だと出血性ショックになってしまうからなのだ。


「この薬は特効薬です。動物実験はしてませんけど。理論的には大丈夫ですから。さぁ、飲んでください!どうぞ!」


って言われて飲むバカはいない。


しょうがない。



酷いって言うけど、酷いことをするからこそ人間じゃなくて動物を使うのだ。


犬猫に関しては動物実験なんかよりもペット商品として流通販売されてることの方がよっぽど残酷なんだよ。

特に日本。


ところが、動物実験反対する方の中には、ペットショップに行ったりして、『きゃ~かわいい~~』なんてはしゃいじゃってる方もいる。


頭おかしいんじゃないのか?


ブーム犬種の量産に傾向したブリーダー(というよりもはや工場)では環境など無視、半数以上が流産や奇形(それでも無理に産ませたほうが数はさばける)などと言う所もあるとか。


さらにはモラルの無いショップでは軽微な奇形なら見て見ぬ振り。

五体満足で産まれて良心的なショップでに並んだとしても、1ヶ月も売れなければ、処分だ。


協会に書類だけ出せば無審査で発行されている血統書。


遺伝病持ちの血統書犬なんていうわけのわからない社会問題まである。


人の役に立てばいくらでも殺していいとまでは言わないけれど。


誰の役にも立たず生後3ヶ月以内に死んでいる犬猫がどれほどいるのかもちっとは考えてみるといい。



逆に、こういった動物実験反対っなんて言っているやつに限って、平気で自分が望まない妊娠なんかしちゃったら、簡単に中絶手術しちゃったり。


蛇が自分の命のために、小鳥を食べるのを見て、『小鳥さんかわいそーっ』なんて言っているやつに限って、玉子焼き好きだったり。


頭の悪い方々が多いのだ。




そして、動物実験反対者の中には、医薬品はいいけれども、化粧品などの嗜好品に対しては反対という方々もいる。


・・・・。

確かにね。


気持ちはわかるよ。


でも、結局のところ、薬は良いけど化粧品はだめなんて意見は。

またもや繰り返しで、豚や牛は食べてもいいけど、鯨はだめって言うのと同じ事だと思うんだけどな。


きっと彼らの意見はこうなんでしょう。

『かわいい動物たちを殺してまで、きれいになるための化粧品なんて作るなっ』




それじゃ、これはどうかな?

『かわいい動物たちを殺してまで、人間の命を助けるための薬品を作るなっ』


俺からしたら似たようなもんだよね。


それで、こういう人たちに限って『医薬品に関してももちろん反対ですっ』

なんて言い出すんだよ。


立派だね。


でもね、さらに付け加えると。


こういう人たちに限って、死にそうになると医者に泣いてすがっていろんな要求もするんだよ(笑)




大体、こういうことを言っている人は。

『鯨は食べちゃだめ!』って言うのと同じ人種なので。


いくら、反論してももはや聞く耳と脳みそを持ち合わせていないのだ。


俺だって、鯨が絶滅寸前ならば食いましょうなんては言いません。


ところが今は、鯨が増えすぎて、鯨が魚をたくさん食べちゃうから漁獲量が減っているというのに。

いまだに『食べちゃだめっ』なんて言っているやつら。


魚が食えなくなったら、お前ら責任とって食べられろよっ。






それと同じで。

別に絶滅寸前の動物を使用して動物実験をしているわけでもなく。

どちらかと言うと、そういった絶滅の危険のある動物を救うために動物実験をしている場合もあり。

さらに、絶対断言できるんだけれども。


無意味で、そして無駄な動物実験などは決してないのだ。



ちびっ子の頃、結構な男子ならやったことのある、ありんこ大虐殺。


ありんこの巣におしっこかけちゃったり、虫眼鏡であぶったり。


まぁそんな事はしなくても、セミやらカブトムシやらを飼ったり。


でも、結局は死なせてしまう。


さて、そういったちびっ子の虫を飼うという行為は、無駄死にをさせているのでしょうか?

無意味なのでしょうか?


決して無意味でも、無駄でもない。



ちびっ子のありんこ大虐殺によって。


ちびっ子は少なからず、『命』を考え始めたりするのだ。


子供はいたって残酷なのだ。


でも、そういったことから次第に学んで。

『命』の尊さを知るというのに。


そういった事を最近のちびっ子はきっとしなくなりつつあるのでしょう。


だからきっと藤岡弘が、がんばって探検に行っても。

視聴率が伸び悩むんだな(笑)


そして、猟奇殺人が流行っちゃったりするんじゃないのだろうか?





かなり話し外れ始めたが。


こういった事の延長線で動物実験も考える事ができるはず。



ちびっ子のむしむし大虐殺は、ちびっ子にいろんなことを教える。





獣医科大学で、最初の実習の時にやる事がある。



それは、マウスの安楽死のやり方。


安楽死といっても、それは人間側から見て、安楽そうに見えるというだけで。

本当に安楽なのかどうかは、安楽死されたネズミ君たちに聞かなきゃ誰も知らない。


それは。
頚椎脱臼といい、首の骨を簡単に言うとはずして、即死させるんだな。


これができなきゃ、獣医にはなれない。


動物実験反対者から言わせれば、こういった行為は、ただ単に動物をもてあそんで殺すだけで、無駄な殺生だから反対だのと言うみたいだけれども。


決して無駄な殺生ではない。



これを通して、俺らはいろいろと学び、獣医へとなっていけるのだ。


そのおかげで、そういった動物実験反対者の家で飼われているワンちゃん、ネコちゃんたちを治療する事ができるのだよ。


それを彼らは知っているのだろうか?


それでも、動物実験反対っなんてのたまうんだろうか?


これは、原発反対の反対運動はするけど、電気の使用量を30%削減する努力は絶対にしない身勝手な意見ともかなり似ていると思う。


人工中絶反対の反対はするけど、生ますだけ生ませておいて、その後の生活の保障など知りませんよっっと言っている意見とも同じだな。


野良猫がかわいそうだから、餌は上げるけど決して自分の家に連れて帰って面倒は見ない、身勝手な人間もきっと同じ事を言うんだろうな。
















さて、結論。


動物実験反対とがんばってられる方。


勝手にがんばってください。



でもひとつだけ。


俺ら(獣医師)から仕事を奪わないでください。



最後に。

実験動物をした後の動物の死体はどうなるのか?



ちゃんと埋葬しますよ。


獣医だって人間です。


祟りが怖いのだ。


そして毎年、そういった動物実験を行っている施設などでは。


まぁ、せめてもの償いの行為として。

慰霊祭をやっていますね。

慰霊祭には、ちゃんとお坊さん呼んで、いろいろ準備してやっています。


前に、坊主から聞いた事があるんだけれども。


仏教では、動物に戒名は付けてはいけないのが、本当なんだそうな。


ちゃんとした理由は覚えていないんだけれども。

人間以外に戒名を付けると、もう転生ができなくなっちゃうので。

動物(畜生道)の次に人間(人道)に生まれ変われるかもしれないのに。

それができなくなってしまう。

しかも実験によって死んでいった動物たちなので。

それじゃぁあまりにも浮かばれない。

という事らしいんだけれども。



ちょっと詳しくは覚えていません。



最近のペットブームで、ペットの葬式もやたら豪華になって戒名までもらっちゃっているワンちゃん、ネコちゃん。

簡単に言っちゃうと。

畜生のまま、解脱させられた事になり。


なんともかわいそうな事をしている事を。

そういった人たちは知っているのでしょうか?


そして。


きっと、そういった人たちこそ。

むやみに、『動物実験反対!』などと、叫んでいるに違いない。




このフリーページを書いた後、日記リンクを張らせて頂いている、獣医師、しんじゅ先生も同じようなことを考えられているようで、ほっとしました。

同業者だからなのかわかりませんが、ほぼ同意見です。

動物実験について








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